jQueryを使って動的に属性を変更する方法はいくつかあります。主に使うメソッドは、attr()
やprop()
です。以下に、よく使う例を示します。
1. attr()を使用して属性を変更
attr()
メソッドは、HTML属性の値を取得したり、設定したりするために使います。
属性を設定する例
<!-- HTML -->
<img id="myImage" src="old-image.jpg" alt="Old Image">
<!-- jQuery -->
<script>
// img要素のsrc属性を変更
$('#myImage').attr('src', 'new-image.jpg');
</script>
この例では、画像のsrc
属性を'new-image.jpg'
に変更しています。
属性を複数同時に設定する例
<!-- HTML -->
<a id="myLink" href="#" title="Old Title">リンク</a>
<!-- jQuery -->
<script>
// href属性とtitle属性を一度に変更
$('#myLink').attr({
href: 'https://example.com',
title: 'New Title'
});
</script>
2. prop()を使用してプロパティを変更
prop()
メソッドは、DOM要素のプロパティ(チェックボックスのchecked
状態や、ボタンのdisabled
状態など)を変更するために使います。
チェックボックスの例
<!-- HTML -->
<input type="checkbox" id="myCheckbox">
<!-- jQuery -->
<script>
// チェックボックスをチェック済みにする
$('#myCheckbox').prop('checked', true);
</script>
ボタンを無効化する例
<!-- HTML -->
<button id="myButton">クリックできるボタン</button>
<!-- jQuery -->
<script>
// ボタンを無効化
$('#myButton').prop('disabled', true);
</script>
3. removeAttr()で属性を削除
属性を削除したい場合は、removeAttr()
を使用します。
<!-- HTML -->
<img id="myImage" src="image.jpg" alt="Image">
<!-- jQuery -->
<script>
// alt属性を削除
$('#myImage').removeAttr('alt');
</script>
まとめ
attr()
は属性の取得・設定に使用prop()
はDOMプロパティの操作に使用removeAttr()
で属性を削除
これらを使えば、動的にHTML要素の属性やプロパティを柔軟に変更することができます。