動的なWebアプリケーション開発する際には、必須とも言えるAjax通信の解説です。ページ全体をリロードせずに必要なデータだけをやり取りすることができるので、ユーザー側の利便性が飛躍的に向上します。
以下は、jQueryを使ってAjax通信を行うシンプルなサンプルコードです。これでは、サーバーにGET
リクエストを送信し、受け取ったデータを処理する例を示しています。
サンプルソース
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>jQuery AJAX Example</title>
<script src="https://code.jquery.com/jquery-3.6.0.min.js"></script>
</head>
<body>
<h1>jQuery AJAX 通信の例</h1>
<button id="getDataBtn">データを取得</button>
<div id="result"></div>
<script>
$(document).ready(function(){
$("#getDataBtn").click(function(){
$.ajax({
url: "https://jsonplaceholder.typicode.com/posts/1", // 例としてのAPIエンドポイント
type: "GET", // GETリクエスト
dataType: "json", // 受け取るデータの型
success: function(response) {
// 成功した場合の処理
$("#result").html(`
<h5>タイトル: ${response.title}</h5>
<p>${response.body}</p>
`);
},
error: function(xhr, status, error) {
// エラー時の処理
$("#result").html(`<p>エラーが発生しました: ${error}</p>`);
}
});
});
});
</script>
<style>
#getDataBtn{
padding:5px;
background-color:white;
border:1px solid black;
}
</style>
</body>
</html>
実行結果、実行例
jQuery AJAX 通信の例
解説
$.ajax
は、jQueryのAjax通信メソッドです。url
はリクエストを送る先のURLです。
例として無料のAPIサービスjsonplaceholder.typicode.com
を使用しています。type
はHTTPリクエストの種類(ここではGET
)。dataType
は返ってくるデータの形式(今回はJSONを指定)。success
は通信が成功したときのコールバック関数です。error
は通信が失敗したときのコールバック関数です。
ボタンをクリックすると、サーバーにリクエストを送信し、結果がページ上に表示されます。