【野球】プレミア12(Premier12)とは何か?注目選手は?

スポーツ

今現在(2024年11月13日)、野球の国際大会がちょうど開催されています。
プレミア12という名称で開催されていますが、このプレミア12とはどのような大会なのでしょうか?

プレミア12とはどのような大会か?

プレミア12(Premier12)は、野球の国際大会の一つで、野球の国際統括団体であるWBSC(World Baseball Softball Confederation:世界野球ソフトボール連盟)が主催しています。2015年に初めて開催され、その後も数年おきに行われています。

特徴

  • 参加国
    WBSCランキング上位12か国が出場資格を持つため、強豪国同士のハイレベルな戦いが期待されます。
  • 目的
    オリンピックやWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に次ぐ、もう一つの世界的な野球大会として、各国の代表チームが国際舞台で競い合います。
  • 試合形式
    大会はグループステージと決勝トーナメントに分かれており、上位チームがトーナメントに進出します。

プレミア12は、各国の野球ファンにとって注目の大会であり、世界的な野球の普及や発展にも貢献しています。また、オリンピック出場権がかかる大会としても位置づけられることがあるため、参加国にとっては重要な大会です。

現在の世界ランキングについて(WBSCランキング)

最新のWBSC男子野球世界ランキング(2024年9月18日現在)は以下の通りです。

順位国名ポイント
1位日本5,756
2位メキシコ4,118
2位チャイニーズ・タイペイ4,118
4位ベネズエラ3,941
5位アメリカ3,687
6位韓国3,680
7位オランダ3,534
8位プエルトリコ3,122
9位キューバ2,814
10位パナマ2,587
11位コロンビア2,441
12位ドミニカ共和国2,302

このランキングは、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)が公認する国際大会の成績をポイント化し、過去4年間の合計で順位付けされています。

ポイントはどのようにして計算されるのか?

WBSCランキングポイントは、各国の代表チームが参加する国際大会の成績に基づいて計算されます。各大会の重要度や規模に応じて異なるポイントが設定されており、大会ごとに上位のチームが得られるポイント数も変わります。具体的なポイント計算の方法は以下の通りです。

1. 大会の重要度(大会のレベル)

  • オリンピックWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)など、世界的に注目される大会は高いポイントが与えられます。
  • プレミア12大陸選手権(アジア選手権やパンアメリカン大会など)、ワールドカップといった大会も、それぞれの重要度に応じたポイントが設定されています。

2. 順位によるポイント配分

  • 各大会で上位に入るとより多くのポイントが獲得でき、順位が下がるごとに獲得ポイントも減っていきます。
  • 例として、ある重要な大会で1位になれば500ポイントを獲得、2位なら300ポイント、3位なら200ポイント…といった具合に配分されます。

3. 過去4年間のポイント累計

  • WBSCランキングは過去4年間の各大会で獲得したポイントの合計で決定されます。
  • 直近の大会ほど高い比率で計算され、古い大会は徐々にポイントが減少する仕組みです。

具体例

例えば、日本が過去4年間で以下の成績を残していた場合を見てみましょう。

大会名年度順位獲得ポイント加算比率
プレミア1220231位500ポイント100%
WBC20233位300ポイント100%
アジア選手権20222位200ポイント75%
プレミア1220191位500ポイント50%

この場合、ポイントは以下のように計算されます。

  • プレミア12(2023年):500ポイント × 100% = 500ポイント
  • WBC(2023年):300ポイント × 100% = 300ポイント
  • アジア選手権(2022年):200ポイント × 75% = 150ポイント
  • プレミア12(2019年):500ポイント × 50% = 250ポイント

合計ポイント:500 + 300 + 150 + 250 = 1200ポイント

この合計がWBSCランキングポイントとして算出され、他国と比較して順位が決定されます。

今大会の注目ポイントは?

2024年の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」における日本代表チーム(侍ジャパン)は、若手と経験豊富な選手が融合したバランスの良いチーム編成となっています。以下に注目ポイントと注目選手を挙げます。

注目ポイント

  1. 若手選手の台頭
    今大会では、初選出の選手が10名含まれており、若手の活躍が期待されています。
  2. 経験豊富な選手の存在
    源田壮亮選手や栗原陵矢選手など、過去の国際大会で実績を持つ選手がチームを支えています。
  3. 井端弘和監督の続投
    井端監督は2026年のWBCまで指揮を執ることが決定しており、長期的なチーム強化が進められています。

注目選手

  • 高橋宏斗(中日ドラゴンズ)
    今季、防御率1.38で最優秀防御率のタイトルを獲得した若きエース。
Hiroto Takahashi warming up for the Chunichi Dragons (NPB) before a game in Japan on July 29, 2022.
  • 牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ)
    チームの主砲として期待される内野手。
Shugo Maki, infielder with the Yokohama DeNA BayStars before a game at Yokohama Stadium in Japan on March 6, 2021.
  • 森下翔太(阪神タイガース)
    2年目の外野手で、今季は打撃が好調。
Shota Morishita Tigers 20230324
  • 五十幡亮汰(北海道日本ハムファイターズ)
    驚異的なスピードを持つ外野手で、代走としての起用が予想されます。
Ryota_Isobata_Fighters_20230408

これらの選手たちの活躍が、日本の大会連覇に向けて重要な鍵となるでしょう。

著者プロフィール
この記事を書いた人
ロジャー

Webアプリ開発を20年近く経験し、管理職なった今も時々ソースをいじるメインは営業職の管理者。もうすぐ40代。最近は、AIを活用して少しでも仕事やプライベートを面白くしていきたいと考えているおっさんです。困った事もAIなら解決してくれるはず!?

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