最近歴史を勉強するのが楽しくなってきました!昔は死ぬほど嫌いだったのに…笑
大人(おじさん)になると趣味嗜好が変わりますが、興味あることも変わるのですね…。
今回は縄文時代についてまとめてみました。完全に個人用ですが…。
縄文時代とは?
縄文時代(約13,000年前~約2,300年前)は、日本列島において狩猟・採集・漁労を主な生活基盤とした時代です。以下はその時代における重要な出来事や特徴的な文化の進展です。
1. 縄文土器の誕生と発展
深鉢形土器 (縄文中期)
2. 定住生活の始まり
三内丸山遺跡
3. 漁労や農耕の初期段階
加曽利貝塚
4. 自然崇拝と呪術的な文化
5. 交易の発展
6. 寒冷化と人口減少(縄文晩期)
これらの出来事から、縄文時代は狩猟採集社会から農耕社会への移行期として重要な役割を果たしたことがわかります。
世界史に対応する時代は?
縄文時代を世界史の枠組みに当てはめると、日本の独自性が際立つ一方、以下のような各地域の先史時代の発展と共通する点も見えてきます。
世界史における対応する時代
縄文時代(約13,000年前~2,300年前)は、主に新石器時代と重なります。ただし、日本の縄文時代には以下の独自性があります。
世界の同時期の出来事
地域 | 時代・出来事 | 特徴 |
---|---|---|
中東(メソポタミア) | 新石器時代 → 青銅器時代への移行(紀元前3000年頃) | 農耕・牧畜の開始、初期の都市文明(ウル、ウルク) |
エジプト | ナイル川流域での農耕発展 → 初期王朝(紀元前3100年頃) | ピラミッド建設や文字の誕生 |
中国 | 新石器時代 → 夏王朝(紀元前2070年頃) | 黄河流域での農耕・初期国家の形成 |
ヨーロッパ | 新石器時代(紀元前5000年頃) | 農耕社会化、巨石文化(ストーンヘンジ) |
アメリカ大陸 | 先住民社会(縄文と同時期) | 狩猟採集生活が中心、農耕開始は後(メソアメリカで紀元前2000年頃) |
日本と世界の違い
結論
縄文時代は世界の新石器時代と重なりますが、日本の独自性も強く、農耕社会へ移行するのが遅れたことが特徴です。そのため、縄文時代の後の弥生時代と世界の古代文明(エジプト、メソポタミアなど)の発展が並行する形になります。